再エネのルールが変わります
資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/FIP_index.html
改正の概要
令和4年4月1日より、電気事業者による再⽣可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法は改正され、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法となります。改正の概要は以下のとおりです。
①市場連動型の導入支援
再生可能エネルギー発電事業者の投資予見可能性を確保しつつ、市場を意識した行動を促すため、固定価格で買い取る制度(FIT制度)に加えて、新たに、市場価格をふまえて一定のプレミアムを交付する制度(FIP制度)を創設します。
②再生可能エネルギーポテンシャルを活かす系統増強
これまで地域の送配電事業者が負担していた、再生可能エネルギーの導入拡大に必要な地域間連系線等の系統増強の費用の一部を、賦課金方式で全国で支える制度を創設します。
③再生可能エネルギー発電設備の適切な廃棄
太陽光発電設備が適切に廃棄されない懸念に対応するため、発電事業者に対し、廃棄のための費用に関する外部積立て義務を課します。
④認定失効制度
未稼働案件の系統容量を適切に開放し、新規事業者による活用を可能にするため、新たに失効期限を設定します。